プリザーブド

発売当初からずっと安定の人気を保ってきた
お花をぎゅっと箱に詰めたリングピロー「コフレブロッサム」なのですが
これをいつかプリザーブドフラワーで作りたいな、、、と
前々から思っていたのです。
が、プリザーブドといっても元は生花ですから丁寧に扱わなくてはいけないし
在庫を大量に保管しておくなら保管状態にかなり気を使わなければいけないし
簡単に扱えないし・・・と二の足を踏んでいたのです。
誰か専門家が助けてくれないだろうか・・・と思っていたのです。
そしたら専門家が現れました。ヤッタ♪
Un studio de la fleur J の手島さんです。
http://www.un-studio-de-la-fleur-j.com/
とても丁寧な仕事をされる方で
この方になら信頼してお願いできる!と思いまして、早速実現しました。
コフレ ブロッサム プリザーブドです。

今回作っていただいたのは今までのコフレブロッサムと同じ
シンプルで花を生かしたデザインなのですが
今後はもっといろいろなデザインのものもご紹介できると思います。
ちなみにUn studio de la fleur Jでは
結婚式で使ったブーケをプリザーブドフラワーにしてくれるサービスもあります。
私も自分のブーケプリザーブドにすれば良かった・・・その時は思いつきませんでした。
ヒヤシンスのステキなブーケだったのです。今度機会があったら写真アップします。
ところで今ではもう一般的にも知られたプリザーブドフラワーですが
これが日本上陸した時のこと、私はよーく覚えています。
18年前のことです。
私は某セレクトショップで働いていたのですが、そのショップのディスプレイというか
ストックを入れる扉に赤いバラのプリザーブドフラワーが100個くらいついていたのです。
当時、プリザーブドフラワーはパリで少しだけ流行の兆しがあったそうで
社長がパリで見つけたといって嬉しそうに話していたのを今でも思い出します。
3年後くらいに日本にもくるよ。と言っていました。
結構大きな赤いバラが3輪束になったものが100個くらいついていたので
インパクトがあり、来店されたお客様もプリザーブドのフシギな感触に
「本物みたい!」「本物なんです」「え?どうやって?」
というような会話が毎日のように交わされていました。
本当に誰もプリザーブドフラワーを知りませんでした。ファッションに敏感な方々も。
ただ、扉は毎日何回も開けたり閉めたりしますし
人が通る場所にあるのでバラの花の破片がポロポロと落ちて掃除が大変だったなぁと思い出します。
今思うともっと丁寧に扱わなければならなかったのに!無知って怖いですね。
それから数年して
プリザーブドフラワーが広く知られるようになりました。
当時社長が言っていたことは本当だったなぁ・・・


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